英語 関係代名詞 わからない?初心者のための具体的学習ステップとコツ

導入

英語の中で「関係代名詞」という言葉を聞くと、誰もが一瞬頭を抱えることが多いですよね。
文中で先行詞と後ろの節を結びつける「who」「which」「that」などの語。
文法の基礎を学んでいると、必ず出てくるものの、使い方が不自然だったり、抜け落ちているケースが絶えません。
本記事では、初心者の方が「関係代名詞がわからない」という壁を乗り越えるために、具体的な学習ステップとコツを紹介します。実際に自分の英語に合わせて試せる練習問題も併せて掲載しますので、すぐにでも実践してみてください。


1. 関係代名詞とは何か — まずは基本概念を押さえよう

1‑1. 「関係代名詞」の定義

先行詞 後ろの節
The book that / which I bought yesterday 本が買った本
John who works at the office 仕事をしているジョン
The students whose exams were postponed 試験が延期された学生
  • 先行詞(Antecedent): 関係代名詞が指す語。必ず名詞、名詞句、または動名詞が先行詞になります。
  • 後ろの節(Relative Clause): 先行詞に関する追加情報を述べる節。主語、動詞、目的語などが含まれる。
  • 関係代名詞: 先行詞と後ろの節を結び付ける役割。主語、目的語、所有格のいずれにも使われます。

1‑2. 主要な関係代名詞

役割 主語 → 目的語 → 所有格 →
that / who / which 「その人/物」が主語 目的語 「その人/物」の所有者 The woman who called me was my aunt.
who 主語(人) 目的語(人) 所有格(人) People who study hard succeed.
which 主語(物・事) 目的語(物・事) 所有格(物) I read a book which was fascinating.
whose 所有格(人・物) 目的語(人・物) The teacher whose class I liked.
whom 目的語(人) 主語(人) The man whom I met was my neighbour.
※口語・書きやすさから「that」や「who」で置き換えられることが多い。

ポイント

  1. 「who」と「whom」は人の主語と目的語、それぞれに対応。
  2. 「which」は物・事の主語・目的語に使う。
  3. 「whose」は「~の所有者」を表す一番汎用的な形。
  4. 「that」は「who」「which」の両方に使えて、限定用法(情報を限定する)でよく用いられる。

2. 学習ステップ 1:先行詞と関係代名詞のパターンをイラストで覚える

ステップ 具体例 やってみること
① 先行詞をピックアップ The dog that bit me いつも使われる名詞をリスト化(人 → man, woman, teacher / 物 → dog, book, car / 事 → plan, election
② 関係代名詞を貼り付け dog → that 手書きのフラッシュカードに先行詞・関係代名詞を書き、覚える
③ イメージ図で結びつける dogthatbit me という絵で結びつける 1〜2行で絵と一緒に書き、図解で思い出す

コツ

  • 視覚化を意識すると記憶の定着率が高まります。
  • 先行詞と関係代名詞を別々の「カラー」に区切って、色覚を使って覚えるとさらに効果的。

3. 学習ステップ 2:パターン別に例文を作ってみよう

パターン 例文 ポイント
主語 → 主語 + that The man that sold me the bicycle is older. 「主語」→「that」→「動詞」
主語 → 主語 + who The girl who is wearing the red dress is my friend. 『人』に限定
目的語 → 目的語 + that The book that I bought was interesting. 「所有者+目的語」
所有格 → whose The car whose engine overheated burned out. → 所有格
限定用法 I love books that have pictures. ① 同義語のwhichより短く、自然

実践課題

  1. 自分の日常であった出来事を3〜4文でまとめ、各文に関係代名詞を挿入してみる。
  2. 先に書いた例文と比較して、どこが違うかを分析。
  3. 発音ソフトで「who」「which」「that」の発音を確認し、聞き分けられるように練習。

4. 学習ステップ 3:間違いやすいポイントと対策

間違い 正しい例 ヒント
関係代名詞を忘れる The person who (not) helped me. The person who helped me. 「who」と「which」の後に動詞が来る場合、忘れずに入れる
thatの誤用 I saw the man that is crying. I saw the man who was crying. ① thatは人に使わない(口語は例外)
whoseの誤用 The girl whose my friend. The girl whose friend is my * (or) is my friend?* ① 所有を誤解しないようにチェック
前置詞の後に関係代名詞 The book to which i read in bed. The book that I read in bed. thatは前置詞の後にも使えるが、自然さが損なわれる場合がある

対策

  • 書く前に「先行詞は何か」を常に思い出す。
  • 関係代名詞を使わずに簡単な文を作ってから、変換してみる。
  • 友人やネイティブにチェックしてもらうと、自分では気づかなかったミスが見つかる。

5. 学習ステップ 4:実際に使う練習 – オンラインツールと教材

ツール・教材 特徴 使い方
Duolingo タイピングで関係代名詞を学習 スキル>英語文法/関係代名詞
iTalki ネイティブとの会話でフィードバック 「関係代名詞の練習」
Anki スペースドリピティションでカード学習 フラッシュカードを自作
English Page 文法解説+クイズ 章ごとに学ぶ
BBC Learning English リスニング+例文 週3回

推奨学習フロー

  1. 講義+クイズ で理論を吸収。
  2. Anki で語彙と構文を復習。
  3. 実際の会話 でアウトプットを生成。
  4. 1週間ごとに自己診断(クイズで10/10は完了、8〜9は復習、5〜7は再学習)

6. まとめ — 先に立った「関係代名詞」の自信を手に入れよう

  1. まずは先行詞の概念を押さえる
  2. 関係代名詞の種類をイラストで覚える
  3. 例文をパターン別に作って確認
  4. 間違いやすいポイントをチェック
  5. オンラインツールで実践練習

ポイントは「実際に口に出して使う」ことです。
書くだけでなく、発音やリズムを通じて自然に思い出せるようにしてください。
続けるうちに「誰かが『I like the book that you gave me』と言ったとき、なぜthatか分かる」という自信が付き、英語の文法がより手軽に使えるようになります。

本記事で紹介した学習ステップを、日常の英語学習に取り入れてみてください。
あなたの英語力がさらにアップすることを心から願っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました