始める前に――
英語を学ぶとき、文型(5文型)を覚えることは「何が正しい」「どう使うか」を理解する土台になります。
初心者にとっては「主語」「動詞」「目的語」だけでなく、**動作の「流れ」**をイメージすると覚えやすくなります。
ここでは、5つの基本文型を、図と例文で分かりやすくまとめます。どんな場面でも使えるようになるはずです。
1. 主語 + 動詞(SV)
構造
- S=主語
- V=動詞
例文
- I run.(走る)
- The cat meows.(猫が鳴く)
解説
動詞だけで十分に意味が伝わる「自動詞」や「状態」を示すときに使います。
動作の「対象」がないので、文の主語が何かをする、何かがあるという意味だけを表します。
注意点:動詞が to be のように「状態を表す」ときもこの形になります。
ちょっとした練習
- “She ___.”
- a) sings
- b) singing
- 答え:a)
- “The door ___.”
- a) open
- b) is open
- 答え:b)
2. 主語 + 動詞 + 目的語(SVO)
構造
- S=主語
- V=動詞
- O=目的語
例文
- She loves music.(音楽が好き)
- The teacher explained the lesson.(先生が授業を説明した)
解説
動詞の働きが「何かに向けられた」場合に使います。
目的語は名詞・代名詞・名詞句・不定詞・動名詞で構成でき、動作の「対象」です。
目的語の種類
- 名詞: a book, the dog
- 不定詞: to read, to eat
- 動名詞: reading, singing
練習問題
Fill in the blanks
-
I always ___ tea.
- a) drink
- b) drank
- 答え:a)
-
Can you ___ me the details?
- a) give
- b) giving
- 答え:a)
3. 主語 + 動詞 + 間接目的語 + 直接目的語(SVOO)
構造
- S=主語
- V=動詞
- IO=間接目的語(誰に?)
- DO=直接目的語(何を?)
例文
- She gave me a gift.
- The manager told the team the plan.
ポイント
- 間接目的語は人・場所・動物(一般的に「人」)。
- 直接目的語は「何であるか」を示す名詞や動名詞・不定詞。
図でイメージ
主語 → 動詞 → 受け手(IO) → 物(DO)
練習
| 文 | 空欄 | 可能な語句 |
|---|---|---|
| He ___ me a card. | 1 | give, gift |
| The teacher ___ the students the homework. | 2 | told, gave |
4. 主語 + 動詞 + 目的語 + 補語(SVOC)
構造
- S=主語
- V=動詞(主要は「be」「make」「consider」など判断・状態を表す)
- O=目的語
- OC=補語(状態・属性・役割を示す)
例文
- They made me tired.(疲れさせた)
- The verdict declared him guilty.(有罪と判断した)
解説
補語は目的語が取る「新しい状態」や「属性」を説明します。
補語は名詞・形容詞・句・to不定詞・分詞になる場合があります。
よく使われる動詞
- be: The sky is blue.
- seem: He seems tired.
- make: She made him happy.
- consider: Let’s consider him an expert.
練習
- The movie ___ (look/interesting).
- a) looked interesting
- b) is looking interesting
- 答え:a)
- I ___ (to be) proud of you.
- a) was proud
- b) will proud
- 答え:a)
5. 主語 + 動詞 + 目的語 + 目的語補語(SVOOCC)
構造
- S=主語
- V=動詞(転移・変化を表す)
- DO=直接目的語
- IO=間接目的語
- CC=目的語補語(目的語が取る新しい属性)
例文
- We named the baby Emma.
- She called the meeting mandatory.
ポイント
- 転移・変化がテーマ。
- 使われる動詞は call、name、label、designate、declare など。
- 目的語補語は主に名詞や形容詞で、名前・状態・役職・特性を与えます。
練習
| 文 | 空欄 | 可能な語句 |
|---|---|---|
| The boss ___ the system ___ efficient. | 1 | called, named, designated 2 |
| She ___ the report ___ confusing. | 1 | found, described, considered 2 |
まとめ:5文型を手軽に復習する方法
| 文型 | 主語 | 動詞 | 目的語 | 補語/補足 |
|---|---|---|---|---|
| SV | Yes | Yes | No | – |
| SVO | Yes | Yes | Yes | – |
| SVOO | Yes | Yes | 受け手+物 | – |
| SVOC | Yes | Yes | Yes | 目的語の状態 |
| SVOOCC | Yes | Yes | 受け手+物 | 物の新状態 |
- まずはパターンを認識
- 典型的な例文を3〜5文ずつ暗記。
- 自分で造句
- 今日の出来事を思い出し、5パターンを使って短文を書いてみる。
- フィードバックを受ける
- ネイティブスピーカーや英語学習アプリにチェックしてもらい、間違いを直す。
さらに学びを深めるためのリソース
| リソース | 内容 |
|---|---|
| Grammarly Blog | 文型解説と実例 |
| BBC Learning English – Grammar | ビデオ・クイズ付き文型学習 |
| Duolingo | 文型ベースの練習課題 |
| TED-Ed | 短い講義と復習クイズ |
| YouTube – 「English with Lucy」 | 文型を使った実践例解説 |
練習問題を解いてみよう
パート A:穴埋め
- He ___ me a book yesterday.
- a) gave b) give
- The news ___ us shocked.
- a) shocked b) shocks
- She ___ the meeting important.
- a) called b) calls
パート B:文型の分類
次の文を SV, SVO, SVOO, SVOC, SVOOCC の中から選んで分類してください。
- She made her brother a king.
- The wind blows.
- They found the solution too complex.
- I sent a postcard to my friend.
回答キー
| 文 | 正解 |
|---|---|
| 1 | SVOOCC(彼女は彼を王に呼んだ) |
| 2 | SV |
| 3 | SVOC |
| 4 | SVOO |
最後に
英語の5文型は、文章を組み立てるレシピと考えると覚えやすいです。
- SV=ベーシックな動き
- SVO=「対象」とのやり取り
- SVOO=「誰かに何かを渡す」
- SVOC=「状態を変える」
- SVOOCC=「名前・役割を割り当てる」
これらを繰り返し使えば、自然と文がスムーズに組み立てられ、読解力も飛躍的にアップします。
今日学んだ知識を実際の会話や文章で試してみてくださいね!

コメント